Car life
若者の車離れが騒がれている。
この風潮の根源として、車が単なる移動のための道具と認識されていることで、車文化の良さを忘れているからではないだろうか?
車文化の役割には、例えば、社交場、各国の文化に触れる場等があるように思う。
とにかく、重要なのは車は単なる移動の道具ではない点である。
また、モータースポーツで、同じところをグルグルと走り回って何が楽しいのか?という疑問を持つ人も少なからずいる。
モータースポーツは、極限状態の中で車を走らせることで、各社の技術力の向上に繋がるだけではなく、車文化を作り上げる。例えば、24時間耐久レースのルマンでは、ディスクブレーキの技術、タイヤの技術など様々な技術が磨かれてきたが、最も重要なのは、ルマンを通して、車文化が培われてきていることである。ルマンのマーシャルは、ボランティアで成立している。あれは、仕事ではないのだ。フランスでは、マーシャルのボランティアを夢見ている若者が沢山いる。それは、大人がその文化が荒廃しないように、次世代に伝え続けてきたからである。
このように、文化を培うことは、とても大切なのである。若者の車離れを招いているのは、他でもない我々自身だと思うわけだ。
ということで、僕は、もっともっと車の魅力を伝えいきたい。
独断と偏見の車の良さを書き付けておこう。
ポルシェ
街乗りからサーキットまで、あらゆる場面に適合する宇宙一のブレーキを有するスポーツカーの最高峰。
SPEC表では、語りつくせない、レースを知り、日常の使い勝手を知るドライバー、エンジニアが密接な連携をとり、極上の乗り味にまとめ上げる。
最新が最良というが、空冷、水冷NA、水冷ターボと変遷があり、どれも良いが、やはり空冷、水冷NAが良い。
座席に座り込んだ瞬間のイタリアの独特な内装の香り、デザインが視覚、嗅覚に訴えかける。エンジンをかければ、響き渡るアルファサウンド。
使い勝手を犠牲にしてまでも、デザインを優先させるが、それが不気味なセクシーさを生み出す一台。
信頼性にかけるあたり手がかかるが、それがまた可愛いという危険な車。
とにかく、軽く軽く軽く。
ライトウェイトこそ、スポーツカーの真髄といわんばかり。独特な足回りの味付けで生み出す Handling by lotusと評されるほどの斬れ味のあるHandling。
鉄板むき出しの内装、室内に入り込むサウンド、まさに、ゴーカート。
おもてなしの精神、ドライバー、パッセンジャーを危険な状況にいかにおかないかを考えられいる。ハンドリングのギミックも他にはないレベル。
一部のモデルは、内装の質感も最高峰。
レクサス
メルセデス、アウディ、BMWを追っている。サービスに優れているし、日本性の良い部分も多い。塗装の質、チリの合わせのレベルの高さは、随一。だが、乗り味に関しては詰めが甘いような…。しかし、LC500には、期待大。
直線的なデザインで、フェラーリとの差別化を図る。フェラーリに上回るSPECで、車を発表するあたりが特徴的。
The king of F1
フェラーリサウンドは、F1を彷彿させる。
デザインもセクシーで美しい。
フェラーリが、スーパーカーの市場を作り上げたといっても過言ではない。